ライナーノート(3)/見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内

[04] 龍/青龍
人間の眼球の白目の割合は他の生物より極端に大きいそうです。
奇しくもアジア系の神獣の類いは白目の割合が多いんですが
それは人間がそういう形に知性を感じる様なところがあるからだと
考えてみるとちょっと面白いスよね。
前回のヴリトラの項でも軽く触れましたがモンスターは
ハ虫類タイプが多いので意識して方向性の差別化を図ってます。
この竜のイメージソースは東宝の怪獣。ゴジラとかマンタとか。
怪獣の着ぐるみの目のギョロッと加減が
件の目のイメージとピッタリだと考えました。

[05] ペガサス
クリーンなイメージのあるモンスターですが出自は
ヒドラの血の中からという残酷かつ耽美な一面も持ってるそうです。
ベルベットの様な艶のある赤黒い血に白い体はさぞ映えた事だろうなあと
妄想しながら描きまつた。元々、私、品行方正なものを見ると
「バックボーンのない完全完璧があるわけねーよ」と
まず鼻白んでしまうひねくれた性格なので
で、このエピソードを知って大変納得してペガサスが描けたのでしたW

■見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内
幻獣研究会/著 ¥580 (税込) 笠倉出版
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※このライナーノートの絵が載ってる本です!
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