ライナーノート(13)/見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内

[24] バニップ
どんなネタ本をあたっても
全々姿形がはっきりしないので
そこだけ形がはっきり伝わっているトリの頭に
ゴジラの体をくっつけました。
水の中を進む体についたハラのたるみは
ラテックス(その昔、着ぐるみに使われていた
液状ゴム)のごとく表現。
スケール感もセットの中をバシャバシャ動く
怪獣のぬいぐるみさながらに描きました。
微妙に中にアクターを感じる
頭身になってるのもミソです。

[25] 大鵬
魚が鳥に変化して大鵬になるという事で
もう魚に羽生やしてを飛ばせば良いかと。
これ以上他の鳥系モンスターとの差別化はないですよね!
なんていうかビジュアル的には鳥でないしw 
姿形がアッサリ定まる一方
中国系の神獣は、でかい、めでたい、煌びやか
以外に特徴が少ないのでモンスターそのモノより
シチュエーションの設定の方に頭をひねる事が多いのです。
そろそろこの大鵬あたりから中華系はネタ切れのニオイが
漂いはじめてきてます。


■見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内
幻獣研究会/著 ¥580 (税込) 笠倉出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4773099399/
※このライナーノートの絵が載ってる本です!
興味出た人はゼヒ買って下さいねー!

冬コミの新刊の入稿が完了しました!
何事もなければみなさんに新作を
お届けできる運びとなりましたー!

3日目マ-14 TDKROTTERDAM+ナイトウテクノロジー
「ウルトラスーパーフラグメント」B5フルカラー 予価400円

2008年の仕事を中心にイラストを集めました。
もちろい新作もあるよ!…ちょっとたげど。

いや〜、これで安心してクリスマスを向かえられますわ〜!