ライナーノート(5)/見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内

[08] 朱雀
艶やかなイメージなのでチャイナ服などの
刺繍等を参考にしました。
四聖獣の中では思い入れが薄いのでその分
イメージを固めるのに時間かかりますた。
えー…と、本当、思い入れがないと書く事もなくて困りますね(苦

[09] フェニックス
いや、このモンスターは本当に大変でした。
まず、本の構成上朱雀や鳳凰と固められて載るので
またまた差別化に頭をひねりました。
辞典としての利便性は認めるけど描き手としてはキビシー!
で、朱雀は手工業っぽく素朴なイメージだったので
こっちはそこからドドッとぶっ飛んでSFな感じでまとめる事にしました。
手塚治虫先生の火の鳥沙羅曼蛇(コナミの古〜いシューティングゲーム)の
プロミネンスなイメージで炎の中からドバッと生まれて来る様を描いてみました。
多分このネタなら鳳凰担当の輝竜さんとは(世代的に)かぶるまいとの読みも入ってマス。
で、ネタ決めはできたんですがとにかく炎っていうのはペン画で表現するのが
思った以上にしんどいと作画をはじめてから気付かされましてW
で、いろいろと試行錯誤している内にそれまでは維持していた
一日3枚ペースの予定がこの絵で瓦解。3日かかってしまいました。
作業序盤のヤマでしたね。いやマジ、消しては描きの繰り返しで
しんどかったっス。でもその分、妙に思い入れのある絵の一枚になりました。
というわけで鳥モンスター並び、個人的には大きく印象の違う様に
見えてると思うんですが…みなさんにはどう見えてるのか
ちょっと気になってます。


■見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内
幻獣研究会/著 ¥580 (税込) 笠倉出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4773099399/
※このライナーノートの絵が載ってる本です!
興味出た人はゼヒ買って下さいねー!

見てわかる!世界のドラゴン&モンスター案内

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